AWS IoT Sensorsを触ってみた

AWS IoT Sensorsを触ってみた

サイレントリリースされていたAWS IoT Sensorsというスマホアプリを触ってみました。
Clock Icon2023.12.15

はじめに

AWSのIoT系サービスを使ってスマホのデータを可視化することができる無料のスマホアプリ「AWS IoT Sensors」を触ってみました。
JAWS-UG IoT専門支部の勉強会で紹介されていましたので、ぜひこちらもご覧下さい。

AWSアカウントを持っていなくてもスマホ一つあれば試せるので、ぜひ皆さんも一緒に触ってみましょう。

アプリのインストール

まずはアプリのインストールです。
こちらからインストールができます。
https://apps.apple.com/jp/app/aws-iot-sensors/id6447531633

現在はiPhone版のみが利用可能ということです。
Android版は近日公開のようなのでお楽しみに!

スマホアプリのダッシュボード

それではAWS IoT Sensorsのダッシュボードを見てみます。
かなりたくさんのデータが確認できます。

  • 加速度
  • ジャイロ(スマホの傾き)
  • 磁力
  • バッテリー
  • 位置情報
  • 気圧

最近のスマートフォンはたくさんのセンサーを搭載しているので、取得できるデータが多いのも納得ができます。
試しにスマホ持って走ってみたところAccelerometerのxの値が増加するのが確認できました。

ブラウザのダッシュボード

次にブラウザのダッシュボードを確認します。
スマホアプリ側の「Connect to AWS IoT Core」をクリックすると、URLが生成されます。

こちらのURLをブラウザで検索します。
すると、スマホアプリと同じように可視化されたグラフ一覧の画面に遷移します。

ブラウザでもスマホアプリと同じデータを見ることができました。
このアプリは裏でAWS IoT CoreなどのIoTサービスが複数動作して可視化されているようです。

Logs

ブラウザの画面一番下にあるLogsではスマホから出力されたデータをJSON形式で確認することができます。
データは1秒毎に取得しているようです。

githubにてMQTTでAWS IoT Coreにデータを送信できるサンプルコードも公開されています。
上記のJSON形式でデータを取得してWebアプリに組み込むことができます。

こちらもまた試してみたいと思います。

まとめ

スマホという多様なデータを持つデバイスから簡単にデータを取得できるというのはとてもですね。
また、これらのデータを可視化して一つのページにまとめるというのは、簡単そうで意外と手間がかかる作業です。
これをアプリ一つで、かつAWSアカウントを作らずに使用できるというのは面白いアプリだな〜と感じました。

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